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Posted on 2012/09/08 | -CONSULTING -INTERIOR

azabu-10ban project 1


麻布十番は新一の橋の交差点に立つワンルーム賃貸のリノベーションプロジェクトである。

総戸数17戸、内店舗1戸の賃貸のうち8戸を限られた予算の中で完全にスケルトンにしたうえで、フルリフォームを行い、同時に、エントランスと屋上の改修をするというのが今回の命題であった。

周辺のマーケットという点においては、ワンルーム賃貸が供給過剰気味であったが、新築のワンルーム賃貸が想定的にかなり坪単価が高く、割高感があることが原因であると想定されたため、リノベーションならではの雰囲気作りと絞り込んだターゲット設定、多少割安感のある価格設定とすることでリーシングリスクを軽減していく方針とした。

内部の間取りについては、もともと和室二間続きの2DKに3点ユニットという最も嫌煙されがちな仕様であったが、連続性のある1LDKとし、トイレ、洗面、UBを区分したプランニングとした。トイレは洗面室の一部に取り込むことで独立性を保ちながらも建具などを最低限とする工夫をした。

今回のターゲットは周辺の立地、環境、テナントなどを勘案して30代単身男性をイメージした。新築ワンルームは少し高いが、割安感のある中古ワンルーム。でもちょっとこぎれいで彼女を部屋に呼んでもそれなりにステキ感が表現できる。そんな部屋をイメージした。したがって、インテリアのテイストもユーズド感のあるカフェっぽいコーディネートとアウトドア感のあるグレイッシュなトーンでまとめた2パターンを用意した。

9月からリーシングスタートしているがどのような結果になるか楽しみだ。

before:もともとは続き間の和室。この部屋は相当奇麗でしたね。

 

 

 

 

 

 

リノベーション後の洗面台とトイレ

浴室も3点ユニットから小さいながらも独立型のユニットバスにバリューアップ。
寝室の収納も和室の押し入れから可動棚のついたクロゼットと飾り棚に。扉はあえて取り付けず、入居者がカーテンや布でインテリアを楽しめる提案になっています。

 

design+idea
Photo by Naoki Yamamoto