京都精華大学内の使われていない学生寮のリノベーション。大学から最初に提示されたのは学生にとって生活や創作の拠点となり、お互い切磋琢磨できるコミュニティーハブのような寮にしたいということであった。
既存建物の良さを生かしながら、エントランスホール、ラウンジ、ダイニングが緩やかに連続性を持って繋がり、小さなまとまりが連続するような空間作りとした。元からあった洗い出しやコンクリート、鉄など無機質な素材に木や皮など柔らかな素材を組あせ、倉庫にあったカヌーなどの大道具も新しい空間のアクセントとなっている。
Before