長野県茅野市は、長野県の中でも南側に位置し、人口約55,000人、標高800mの高原都市である。この駅前にあるもともと百貨店であったテナントビルに市が起業・創業や若者・女性の働く契機作りとして計画されたのがこの駅前のコワーキングスペース「ワークラボ八ヶ岳」である。
ワークラボ八ヶ岳のコンセプトは「働く実験室」である。新しい働き方や新しい仕事のあり方を一緒に試す実験の場。CAMPSITE incではこのWORKLABの企画設計から最終的には入札に参加し指定管理を受託している。駅前でありながら標高800mという立地は夏でも涼しく、特急あずさを降りた時の清涼感はなんとも言えない。そんな自然と利便性を兼ね備えた仕事の実験の場として、異質な素材を組み合わせながらデザインをまとめていった。
コワーキングスペースの果たす役割は地域、地域によって異なるが、このワークラボでは、地いいのハブとしてネットワーキングの拠点として、駅前の中心市街地の活性化拠点として、そして、リモートワークやワーケーションといった新しい働き方の拠点としての役割が求められている。
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