News2020.10.30

「OMIYA COMMON LIBRARY」旧大宮図書館の再生活用 基本協定締結

2020年8月に公募された旧大宮図書館の利活用において、株式会社キャンプサイトを4社のJVからなるチーム「OMIYA COMMON LIBRARY」が採択されました。
このプロポーザルでは、戸田建設、バイクロア、戸田ビルパートナーズとキャンプサイトとの4社によるコンソーシアムを組んで公募しました。戸田が事業主体となり、戸田BPが管理、バイクロアがイベントとコミュニティー作り、そしてキャンプサイトが設計・プロジェクトマネジメント・タウンマネジメントに取り組むという役割分担となります。
地域で愛されてきた図書館は、立地も建築も壊すには惜しい。一方で、行政としてはお金出せないし、維持もできない。PPPはある意味流行りですが、決して甘い事業でなく、公募の過程でも何社も離脱したように、経済的に非常に厳しい状況をクリアしながら、地域の思いを形にしなくてはならず、ハードルの高い事業となっています。
先の10月26日は、さいたま市と「OMIYA COMMON LIBRARY」の基本協定締結を行いました。これから、基本設計の見直し、様々な許認可をクリアしつつ、リーシングを進め、ちょうど1年後、来年の秋にはオープンの予定です。

OMIYA COMMON LIBRARY チームメンバーと市長による基本協定締結

施設は、観光と地域産業と情報発信の拠点として整備し、飲食、物販、オフィス、コワーキング、児童施設、観光協会などが入居します。そして、これらのコンテンツを自転車を使ったコミュニティーとして形成しつつ、車中心のまちづくりから人(自転車)中心のまちづくりに変えていくという取り組み。興味を持った人、入居したい人、なにかやりたい人ぜひ連絡ください。10年かけてまちづくりに寄与していきたいと思います。